セカンドオピニオンの目的
セカンドオピニオンとは、当院以外の医療機関におかかりの患者さんを対象に当院の専門医が患者さんの主治医からの情報等をもとに、診断内容や治療法等に関して助言を行う外来です。その意見や判断を、患者さんご自身の治療法を選ぶ際の参考にしていただくことが目的です。
セカンドオピニオンでは、新たな検査や治療を行いません。なお、相談の結果当院での治療を希望される場合は、セカンドオピニオンでなく通常の診察となります。お手数ですが、相談後に元の医療機関にお戻りいただき、あらためて当院での治療を希望する旨の紹介状を主治医に出していただき受診の手続きをしていただきます。
セカンドオピニオン外来の対象となる方
現在受診中の医療機関からの紹介状(診療情報提供書)やレントゲンフィルムや検査結果等の資料提供が受けられる方で、患者さんご本人からの相談を原則とします。やむを得ぬ事情により患者さんご本人が来院できない場合は、ご家族(二親等以内)からの相談も対象としておりますが、ご家族のみで来院される場合は、患者さんご本人の同意書が必要となります。
なお、患者さんが未成年の場合は、相談者(保護者)との続柄を確認できる書類(健康保険証コピーなど)お持ちください。
相談診療科及び対象疾患
- 整形外科
- 脊椎・脊髄外科領域の外傷
- 頚椎から仙椎までの全の背骨とそれにかかわる神経損傷
- 外傷以外の脊椎疾患:椎間板ヘルニアや狭窄症などの変性疾患、後縦靱帯骨化症、黄色靱帯骨化症、脊椎の腫瘍・感染、脊髄馬尾腫瘍、脊柱変形
- 泌尿器科
神経の障害(脊髄損傷、脊椎疾患など)によって排尿機能/性機能が障害された病態
相談内容
- 現在の診断・治療法に関する専門医としての意見提供
- 今後の治療法や見通しに関する専門医としての意見提供
セカンドオピニオンをお受けできない場合
- 主治医に対する不満、医療過誤および裁判係争事案に関する相談
- 医療費の内容、医療給付に関わる相談
- 死亡した患者さんを対象とする場合
- 主治医が了解していない場合
- 特定の医師、医療機関への紹介(転院を含む)を希望されている場合
(通常の診察となります) - セカンドオピニオン相談時に、当院での治療など診療行為を希望されている場合
(通常の診察となります) - 当院から指定された相談に必要な資料(診療情報提供書・レントゲンフィルム・検査データなど)をお持ちでない場合
※主治医からの情報がない場合、一般的なお話しかできず、有効なセカンドオピニオンが提供できないため。 - 相談内容が当院の専門外である場合
セカンドオピニオン相談日時
相談日 | 毎週月曜~金曜日 |
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受付時間 | 午前8時30分~午前10時30分 |
相談場所 | 外来診察室 |
※ 外来診療と同時に行っていますので待ち時間が長くなることがありますので御了承願います。
セカンドオピニオンに必要なもの・料金
- 必要なもの
- 診療情報提供書、レントゲンフィルム、検査記録など
- 家族だけで相談の場合は相談同意書、代理人の本人確認書類(運転免許書・ パスポート等)
- 患者さんが未成年の場合はご相談者との続柄を示す書類(健康保険証等)
- 料金
11,000円(税込み)